リコー フリーアドレスの座席や備品を予約 クラウド型ソリューション提供開始

リコー 2023年7月24日発表


 リコーは、「RICOHスマート予約サービス for フリーアドレス」の提供を8月1日より開始すると、7月24日に発表した。本クラウドサービスは、会議室予約管理システム「RICOH スマート予約サービス」のシリーズ商品である。

 本サービスは、フリーアドレスのオフィスにおける座席・備品の予約や、利用状況の可視化・管理ができるクラウド型ソリューションである。専用のサーバーを設置するなどの設備投資が不要で、付属のマニュアルを見ながら顧客がセットアップできるため、導入のしやすさが特徴である。
 利用者は、座席状況をリアルタイムで確認し、利用したい座席をスムーズに予約できる。管理者は、座席・備品の利用状況を可視化するレポートを作成できるため、空きスペースの把握やオフィスレイアウトの見直しが容易となり、オフィス環境の効率的な活用や継続的な改善に活用できる。
 リコーは、システム導入による新たなワークスタイルの支援と、ワークプレイスデザインや什器・オフィスデバイスも含めたトータル的なソリューション提案で、顧客のよりよい働き方の実現を支援していく。

「RICOH スマート予約サービス for フリーアドレス」イメージ画像
RICOH スマート予約サービス for フリーアドレス」イメージ画像

【料金プラン】 標準料金(消費税別)
《RICOH クラウドアプリケーション スタートパック》 5,000円/1申し込み
《ユーザーライセンス 月額契約》 100円/1人
《座席ライセンス 月額契約》 200円/1座席
《ユーザーライセンス 年間契約》 1,200円/1人
《座席ライセンス 年間契約》 2,400円/1座席
※新規申し込み・追加申し込み時は、「RICOH クラウドアプリケーション スタートパック」が必要になる。
※ユーザーライセンス・座席ライセンスは、それぞれ利用数分が必要となる。

■「RICOHスマート予約サービス for フリーアドレス」の主な特徴
(1)PCやスマートフォンで簡単に座席・備品を予約
 予約と利用の手続きは、利用したい座席(備品)のQRコードをスマートフォンで読み取ることで簡単に開始。または、PC画面からフロアマップの一覧を確認し、利用したい座席をクリックすることで利用手続きが完了する。
 検索画面から利用目的に合う座席の条件を入力し、利用したい座席が空席かどうか検索できる。

(2)利用者同士で座席位置を共有し、直接チャットも可能
 事前登録利用者それぞれが勤務状況(出社、リモートワーク、外出)を登録することで、お互いの状況、座席位置がリアルタイムで一覧表示され、確認ができる。また、他の利用者の勤務状況を検索することも可能である。
 利用者の勤務状況一覧から、直接Microsoft Teamsにアクセスしチャットすることができる。

(3)座席の利用状況を可視化・分析し、継続的な改善や活用を支援
 管理者は、利用者の勤務状況をリアルタイムで把握できる。履歴管理するとともに、フロアやエリアごとの座席稼働率をグラフなどで可視化でき、スペース利用の最適化やオフィスの生産性向上の検討に活用できる。