東芝テック RFID薄型アンテナを発売 近傍の読み取りに最適
東芝テック 2023年6月21日発表
東芝テックは、小売業、製造業、物流業などさまざまな現場におけるRFID技術の導入を加速するため、RFID薄型アンテナ「UF-2110-ASC-S/AS-S」を6月26日に発売し、製品ラインアップを拡充する。
東芝テックは、小売業、製造業、物流業向けを中心として、RFIDに関する多くのハードウェアやソフトウェアを開発、販売し、独自の技術やノウハウを培ってきた。
今回発売するRFIDアンテナ「UF-2110-ASC-S/AS-S」は、既存の「UF-2110-AM-R」と比較して薄型という特長があり、アンテナを内蔵した読取装置の設計において自由度を高め、よりスタイリッシュでコンパクトなデザインを実現する。レジカウンターの上に配置する際には、読み取る商品の移動距離を短縮し、負担の少ないオペレーションが可能となる。また顧客のニーズに応え、近傍のRFタグの読み取りに特化し、安定した読取性能を実現した。
■「UF-2110-ASC-S/AS-S」の特長
(1)さまざまな場面で活躍する薄型アンテナ
設置の自由度を考慮した薄型のデザインであり、RFIDセルフPOSをはじめとしたさまざまな読取装置に組み込むことが可能である。
(2)アンテナ近傍を安定して読取可能
自社の技術でアンテナ近傍のRFタグを安定して読み取ることが可能である。
(3)据置、組込にも対応
そのまま据置可能なカバーありタイプの「UF-2110-ASC-S」と、読取装置にも内蔵できるカバーなしタイプの「UF-2110-AS-S」を用意している。