ダイワコンピューテックとOKI 「検温ラベルソリューション」発売 検温結果を自動ラベル出力

OKI/ダイワコンピューテック 2023年4月19日発表


 OKIとダイワコンピューテックは、OKIの世界最小カラーLEDプリンター「PLAVI (プラビ) Pro330S」を搭載した「検温ラベルソリューション」を共創し、4月19日にダイワコンピューテックから発売した。多数の人の往来や一定時間の滞在が発生するイベント会場、セミナー会場、医療機関などへの提供を目指し、5月から出荷を開始し、年間100台の販売を目指す。

 「検温ラベルソリューション」(オープン価格)は、検温した結果・日時と顔写真を、そのまま衣服に貼り付けられる入館証や参加証としてラベルに印刷できるソリューションである。検温が当たり前になる世の中で、検温結果の見える化と本人確認を同時に実現する。スタッフによる検温や検温結果の記録も不要となり、受付業務の効率化、省人化に貢献する。

 病院の面会やイベント、企業のセミナーなどにおいて対面への制限がなくなっていく中でも、感染症リスクへの備えは常態化しており、検温結果を手軽に見える化したいという需要は高まっている。検温とプリンターを組み合わせたソリューションも登場しているが、その多くはモノクロ印刷で、検温結果と日時のみを印刷するものである。「検温ラベルソリューション」は、PLAVI Pro330Sによる鮮やかなカラー印刷で検温結果・日時・顔写真を1枚のラベルに印刷することで、本人確認もあわせて実現する。また、曜日ごとに背景の色を変えることでラベルの使いまわしや改ざんを防ぐことができ、防犯面にも貢献する。

 PLAVI Pro330Sの特長であるクイックプリントにより検温から約9秒でラベル印刷が可能となるため、待ち時間を作らずスムーズな運用が期待できる。PLAVI Pro330Sは、シンプルな構造でメンテナンス性に優れており、受付スタッフや普段プリンターを使用しない人でも簡単に消耗品交換やメンテナンスが可能である。