エプソン 業務用フォトプリンターを発売 L判〜KGサイズ専用小型軽量モデル
エプソン販売 2023年4月6日発表
エプソンは、業務用フォトプリンターSureLabシリーズの新商品として、コンパクトサイズに加えフルフロントオペレーションでより使いやすさが向上したシンプルモデル「SL-D550」(オープン価格)を、4月18日より発売する。
業務用フォトプリンターは、デジタルカメラやフィルムカメラのプリント業務を取り扱うDPE店や、記念写真や証明写真のスタジオ撮影・プリントなどを行う写真館、そして観光地やイベントにおける写真プリントを行う企業などで広く導入されている。
今回の新商品は、コンパクト・軽量デザインに加え、フルフロントオペレーションでレイアウトが自由に行える。両面カット紙プリントで、フォトカード・ハガキの内製化に特化したシンプルモデルである。また、インクボトル方式を採用したことで、カートリッジモデルと比較して梱包箱などの廃材も少なく済むため、環境負荷低減も実現する。
【新商品の主な特長】
■レイアウトが柔軟なコンパクト・軽量デザイン
「SL-D550」は、本体サイズが幅299mm、奥行350mm、高さ154mm、本体重量7kgの省スペース、軽量設計で機器の移動も簡単にできる。また、最大3台を積み重ねて使用可能なため、自由自在なレイアウトを実現。インク補充、メディアセット、メンテナンスタンク交換などの作業は前面から 行うことができる。
■両面カット紙プリントで、ハガキの内製化が可能に
カット紙100枚のカセット給紙に対応。年賀状をはじめとする、インクジェットハガキ・インクジェット写真用の絵柄面も宛名面もフチなしプリント可能。手間のかかる張り合わせやカット作業も不要である。通年で、L判・KGサイズのDPプリントや証明写真にも活用できる。
■廃棄物削減・省エネで環境に配慮した設計
シリーズで初めてインクボトル方式を採用。カートリッジと比べて梱包箱などの廃材も少なく済むため環境負荷低減に貢献する。また、業務用ならではのインクエンドセンサーが付いており、失敗印刷を防ぐ。
さらに、印字プロセスで熱を使わないインクジェット方式のため、昇華型熱転写方式のフォトプリンターに比べて消費電力を低減。ヘッド蓄熱による待ち時間が発生しないため、プリンターの稼働時間と消費電力の効率化につながる。