大塚商会 テレワークのPCセキュリティに 「Cisco Umbrella運用支援」を提供開始
大塚商会は、ゼロトラストを実現するためのSASEソリューション「Cisco Umbrella運用支援」を2月8日より提供開始すると、2月7日に発表した。
本サービスは、システムの構築から運用・サポートまで大塚商会がワンストップで提供するため、ネットワークやセキュリティの専門知識を持った担当者がいなくても安心して導入・運用が可能である。初年度に3万6,000ライセンスの販売を目指す。
昨今、企業のDXへの取り組みやコロナ禍による在宅勤務の推進などによって、テレワークなどの新しい働き方が定着してきた。同時に、このような働き方の変化を狙ったサイバー攻撃が企業規模を問わず急増し、その手法も多様化していることから、安全なテレワーク環境の構築が企業にとっての課題となっている。
「Cisco Umbrella運用支援」は、世界最大規模のセキュリティインテリジェンスを保有するシスコシステムズ合同会社の「Cisco Umbrella」を利用し、テレワーク環境で使用しているパソコンをインターネットの脅威から守る。サイバー攻撃に繋がる危険なWebサイトへのアクセスを防止するほか、DNSを使った攻撃の防御、シャドーIT対策、情報漏えい対策の機能も提供する。
通常、SASEソリューションの導入・運用には社内システムの刷新などをともなうが、昨今専門知識を持った人材の確保が難しくなっている。大塚商会の「Cisco Umbrella運用支援」では、システムの構築はもちろん、操作・運用・障害および障害原因切り分けに関して、電話やメールでの専用の問い合わせ窓口も用意しているので、導入後も安心して利用できる。
さらに、中小企業でも導入しやすいよう、最低利用人数や最低利用期間の制限がない、1ライセンスから申込みできるサブスクリプションサービスとして提供する。
また、大塚商会リモートアクセス製品「たよれーる どこでもコネクトリモート」や「Cisco FPRリモート」と組み合わせることで安全なインターネット接続だけでなく、社内ネットワークへの接続もセキュアに行うことができ、働く場所にとらわれない安全なテレワークが実現できる。
「Cisco Umbrella運用支援」の税別価格は、「Cisco Umbrella DNS Essentials」が月額600円、「Cisco Umbrella SIG Essentials」が月額900円。