大塚商会 「DX統合パッケージ」に統合型クラウド会計ソフト「freee会計」を新たに追加
大塚商会は、同社が提供する基幹系と情報系システムを統合した「DX統合パッケージ」にfreeeが提供する統合型クラウド会計ソフト「freee会計」を連携させたソリューション『DX統合パッケージ with freee』を2月より提供開始すると、1月26日に発表した。初年度に550社への販売を目指す。
中堅・中小企業では、テレワークを導入して働き方改革につながるIT活用が進むものの、業務全般の多くがいまだ業務単位でシステム化されており、数多くの課題が見受けられる。また、企業におけるDX推進のために社内外を問わず業務間連携の必要性が高まるなど、環境は大きく変化している。ITを活用した生産性向上やビジネスシーンにおけるDX推進の重要性は中堅・中小企業にとっても急務となっている。
大塚商会は、従来独立していた基幹系システムと情報系システムのデータベースを統合し、データのシームレス化を実現した「DX統合パッケージ」を提供することで、企業のDX推進の基盤作りを支援してきた。今回、「DX統合パッケージ」にクラウド会計ソフト「freee会計」を組み込み『DX統合パッケージ with freee』として提供する。業務の最適化を実現し、生産性向上を図りたい中堅・中小企業に新たな価値を提供する。
今回の連携により、例えば「DX統合パッケージ」内の販売システムで作成した債権データを「freee会計」に取り込み、「freee会計」の強みである口座連携による自動入金消込・自動仕訳機能(AI活用)にて会計処理の効率化を実現する。
このことで、導入企業ではシステムの違いを意識せずに、情報がシームレスに連携することで業務の効率化が図れ、生産性向上に繋がるとともに、企業のDX推進のフェーズにあわせた構築に対応できる。