キヤノン ビジネス向けA4レーザープリンター「Satera」シリーズ11機種を発売

Satera LBP362i
Satera LBP362i (オプション装着時)

 キヤノンは、レーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A4モノクロレーザープリンターのフラッグシップモデル「Satera LBP362i」など計11機種を11月24日より順次発売すると、11月17日に発表した。
 新製品は、多段給紙や高速印刷を実現し、オフィスの帳票などの大量・高速出力業務に対応する「LBP362i」、高速印刷で受付や窓口業務を効率化する「LBP674C」、「MF755Cdw」、在宅勤務に適した「MF269dw II」など計11機種のラインアップで、幅広い入出力業務のニーズに応える。また、クラウドサービスとの連携を拡大するとともに、デバイス本体内のデータ改ざん検知などのセキュリティ機能も強化している。オフィスだけでなく、リモートやサテライトの仕事現場、自宅など、使用されるシーンを問わず高い生産性、利便性、セキュリティ環境を実現し、多様な働き方を支援する。
 新製品は、いずれもオープン価格。発売日は、A4カラーレーザープリンター「LBP674C/LBP672C/LBP671C」およびA4カラーレーザー複合機「MF755Cdw/MF753Cdw/MF751Cdw」が11月24日。A4モノクロレーザープリンター「LBP362i/LBP361i」およびA4モノクロレーザー複合機「MF269dw II/MF266dn II/MF265dw II」が12月8日。

● 高速印刷と小型化・大容量給紙で大量出力業務の使い勝手を向上する「LBP362i」
 A4モノクロレーザープリンター「LBP362i」は、A4片面で毎分71枚、A5片面では毎分115枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセットの装着で最大4,660枚の給紙容量を実現した。製造業・物流倉庫における納品書や、医療機関における診療明細書など、大量印刷が必要なさまざまな業務において、用紙交換・補充の手間を軽減する。従来機種と比べて本体の体積を23%小型化しており、設置場所の自由度も高めた。

● 高速印刷で受付や窓口業務を効率化する「LBP674C」「MF755Cdw」
 A4カラーレーザープリンター「LBP674C」は、A4片面で毎分33枚、A5片面では毎分60枚の高速印刷を実現し、流通・小売業におけるプライスカード、調剤薬局における薬袋などの印刷時間を短縮する。
 A4カラーレーザー複合機「MF755Cdw」は、高速両面同時読み取りに対応したADF(自動原稿送り装置)を搭載している。領収書や処方箋といった小サイズ原稿にも対応し、受付などで使用する紙文書の電子化を効率化する。また、本体パネルをワンタッチするだけで定型業務を実行できる「アプリケーションライブラリ」を採用している。スキャンした文書のクラウドへの保存や、クラウド上のデータの印刷も素早く行うことが可能である。

● コンパクト設計でクリニックなどの窓口や在宅勤務に適した「MF269dw II」
 A4モノクロレーザー複合機「MF269dw II」は、横幅を抑えたコンパクト設計であるとともに、本体前面から消耗品交換が可能なフロントオペレーションに対応し、クリニックなどの窓口やシェアオフィス、在宅勤務に適している。