パナソニック 「温度・湿度アラーム」搭載のパーソナルFAX「おたっくす」発売

 パナソニックは、「温度・湿度アラーム」を搭載し、室内の熱中症警戒や乾燥警戒をお知らせするパーソナルFAX「KX-PD750シリーズ」(オープン価格)を10月13日より発売すると、9月15日に発表した。月産台数は8,000台。
 本機は、FAXが設置されている室内の温度や湿度をセンサーが検知し、熱中症警戒や乾燥警戒を音声と液晶ディスプレイの表示、着信お知らせLEDの点灯・点滅でお知らせする「温度・湿度アラーム」を搭載した。この機能により、室内の温度や湿度を把握し、調節の目安にすることができる。離れて暮らす家族の携帯電話などに自動的に電話をかけて通知することもできるので、見守りにも役立つ。
 また、「迷惑防止」と「迷惑電話相談」機能を搭載し、呼出音が鳴る前から通話後まで迷惑電話を防止する機能が充実している。
 さらに、受信したFAXの内容を親機の液晶画面で確認できる「見てから印刷」により、必要な内容だけ印刷できるため、紙やインクフィルムのムダを省くことができる。

パナソニックKX-PD750シリーズ

【特長】
(1) 「温度・湿度アラーム」機能を搭載。室内の熱中症警戒、乾燥警戒をセンサーが検知してお知らせ
 本製品は、親機に「温度・湿度アラーム」機能を搭載した。熱中症警戒や乾燥警戒を、音声と液晶ディスプレイの表示、着信お知らせLEDの点灯・点滅(赤色)でお知らせする。日本生気象学会より公表されている、『「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3.1』では、「危険」、「厳重警戒」、「警戒」、「注意」の4段階の温度基準域に区分されている。熱中症警戒は『日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3.1』の「危険」と「厳重警戒」のときに、乾燥警戒は湿度が40%未満になったときにお知らせする。親機に内蔵されている温度・湿度センサーが警戒の温度・湿度を検知すると「ポーン」というお知らせ音と、「熱中症にご注意ください。適切な温度と湿度に調節してください。」または「乾燥にご注意ください。適切な湿度に調節してください。」の音声が1回流れる。液晶ディスプレイには「熱中症にご注意!」または「乾燥にご注意!」の文字を表示し、着信お知らせLEDは赤色で約30秒点灯後ゆっくり点滅しお知らせするので、室内の温度、湿度調節の目安にすることができる。また熱中症警戒の温度・湿度を検知したときに、離れて暮らす家族の携帯電話などに自動的に電話をかけて通知することができるので、見守りにも役立つ。

(2) 「迷惑防止」&「迷惑電話相談」機能の搭載により、呼出音が鳴る前から通話後まで迷惑電話を防止する機能が充実
 本製品は、「迷惑防止」と「迷惑電話相談」機能を搭載している。呼出音が鳴る前に、相手に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます。ご了承ください」という警告メッセージを自動で流す。着信中は呼出音と「迷惑電話にご注意ください」という注意喚起のアナウンスを交互に自動で繰り返し、電話に出ると通話内容を自動で録音することができる。
 また、あやしい電話の後、警察が相談を受ける際、通話内容が曖昧なため証拠の入手に時間を要するという課題を解決すべく、録音した通話内容を第三者に相談できる「迷惑電話相談」機能も搭載している。この機能により、家族や警察と通話中に録音内容を再生して聞いてもらうことができるので、すぐに正しい情報を伝えることができる。さらにSDカードを親機にセットすれば、通話内容はすべてSDカードに録音することができるので、パソコンを利用して録音データを取り出すことも可能である。

(3) 受信したFAXを大画面で確認してから印刷できる「見てから印刷」
 受信したFAXの内容を親機の約4.7型液晶大画面で確認できる。必要な内容だけ印刷できるため、紙やインクフィルムのムダを省くことができる。また、親機の液晶ディスプレイの待機画面は好みに合わせて設定が可能である。「時刻・日付・温度・湿度」のように多くの情報を表示するほか、「時刻・日付」「時刻・温度・湿度」「温度・湿度」など大きく見やすい文字の表示も選択できる。