富士フイルムBIジャパン 「Bridge DX Library」のラインアップを103種類に拡大

 富士フイルムビジネスイノベーションジャパンは、5月24日に提供開始した中堅・中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速するソリューション「Bridge DX Library」(ブリッジ ディーエックス ライブラリー)のラインアップ数を大幅に拡大し、7月13日より提供開始したと、同日発表した。
 このたび、より多くのお客様の経営課題解決と、より広範な課題に対応するために、20種類のラインアップでスタートした「Bridge DX Library」を、合計103種類のソリューションに拡大した。

 「Bridge DX Library」は、DX推進や生産性向上など多くの日本企業が抱える経営課題の解決に向けたソリューションを、中堅・中小企業のDX課題に合わせて、より導入しやすいかたちで業種別・業務別に構成したものである。これまで同社が蓄積してきた業種・業務に応じた課題解決のノウハウと豊富なソリューションやサービスを組み合わせ、働き方改革、セキュリティー強化、法制度対応といったお客様が直面するDX課題を解決する。また、全国を幅広くカバーする営業、システムエンジニア、保守の体制を基盤とし、DX課題の解決に精通した専門組織も立ち上げた。
 「Bridge DX Library」は、電子帳簿保存法や労働基準法の改正への対応、遠隔臨場や科学的介護情報システムへの対応といった業界ごとの課題に合致していること、また、その課題に対応するための最新のテクノロジーやサービスなどをお客様が簡単に導入できる形でソリューションが構成されていることが評価され、「Bridge DX Library」の売上は単一ソリューションとして販売していた前年に比べ大きく伸⻑している。

【今回追加する「Bridge DX Library」の主なソリューション】
《建設業向け》
・測量、積算、品質管理情報など工事情報の一元管理による施工管理の効率化
・社内外の情報連携をデジタル化して施工管理を迅速化、効率化
《製造業向け》
・設計情報、CADデータ等の技術情報をマルウェアから保護
・画像認識システムにより、既存の生産設備を生かしたIoTの実現
《医療機関向け》
・レセプト情報のチェックシステムによる査定率低減
・医療現場のWEB会議の質と効率を向上
《福祉サービス向け》
・福祉事業者を狙うランサムウェアからの保護
・契約業務の効率化とペーパーレスの実現
《業務課題解決ソリューション》
・インボイス制度改正への対応と請求業務の効率化
・IT運用・管理支援によるひとり情シスの課題克服