エプソン販売 大判プリンター業務効率化クラウドサービス「PORT」で有償サービス開始

 エプソン販売は、サイン・ディスプレイ業を始め、広くデザインに関わる業務において他拠点印刷の効率化や色合わせの課題解決を支援する新サービスを、「Epson Cloud Solution PORT」にて5月31日より提供開始したと、同日発表した。目標契約数は、今後1年間で約60社。
 「Epson Cloud Solution PORT」はエプソンの大判プリンターを活用するためのクラウドサービスのプラットフォームである。お客様のスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を含めたマルチデバイスに対応し、さまざまなシーンで利用できる。
 2020年7月より順次無償提供を開始したプリンターの稼働状況の見える化機能、エラーを知らせる遠隔サービスに加え、この度クラウドサービスの第2弾として、新たにお客様のプリンターの印刷ジョブを管理する『ワークフローソリューション』と、色合わせの業務を効率化する『カラーマネジメントソリューション』を、月額プランサービス(有償)にて提供する。ニューノーマル時代において働く場所にとらわれず、お客様の生産性向上、分散印刷を実現し、新しい働き方をサポートする。

料金プラン
《ワークフローソリューション》
  〈機能〉工程管理機能、スポットカラーマッチング機能、リピート印刷機能
 ・ベーシックプラン 税込990円/月
 (アップロード可能ファイル数=最大200ファイル、クラウド保存ファイル数=最大500ファイル)
 ・スタンダードプラン 税込9,900円/月
 (同=最大3,000ファイル、同=最大5,000ファイル)
 ・プレミアムプラン 税込17,500円/月
 (同=最大6,000ファイル、同=最大10,000ファイル)

《カラーマネジメントソリューション》
  〈機能〉ベリファイ・キャリブレーション機能(経時/機体間色合わせ)、メディアプロファイル作成
 ・Epson Edge Color 税込29,800円/月