リコー 生成AIアプリ開発プラットフォーム「Dify」開発元のLangGenius, Inc.と販売・構築パートナー契約を締結
リコー 2024年12月17日発表
リコーは、生成AIアプリ開発プラットフォーム「Dify(ディファイ)」を開発するLangGenius, Inc.(米国デラウェア州)と12月17日に販売・構築パートナー契約を締結したと、12月17日に発表した。
今回のパートナー契約により、リコーから顧客へDifyエンタープライズプラン(有償版)の販売が可能になった。クローズドでセキュアな顧客環境下での生成AI活用のニーズに対して、リコー製700億パラメータの大規模モデル(LLM)、必要なハードウェアと構築保守サポートとを合わせて、ワンストップで提供することが可能である。また、オンプレミスだけではなく、クラウド環境への導入も可能で、顧客の要望に応じて、教育・保守サービスも提供する。まずは日本国内の顧客向けに、12月17日から提供開始した。
これに先立ち、リコーはDifyエンタープライズ契約を締結し、社内実践を始めている。Difyを活用することで、現場の担当者自らがAIを開発する「AIの民主化」を実現し、組織内のAI活用を加速し、業務効率化やイノベーションの創出を目指す。社内実践で得たノウハウを盛り込み、顧客が自社の業種業務に合わせて利用できるAIサービスの提供に活かすことで、顧客が取り組むデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していく。