リコーと東芝テックの合弁会社 「エトリア株式会社」がスタート

ETRIA 2024年7月1日発表


 リコーと東芝テックの合弁会社であるエトリア株式会社(中田克典社長執行役員、以下「ETRIA」)は、本日2024年7月1日に発足した。

 ETRIAは、リコーと東芝テックの合弁会社として、両社のオフィス向け複合機/プリンターおよびその周辺機器や関連消耗品の開発・生産に関わる事業を統合して生まれた。ETRIAは”Eternal、TRy、Innovation、Alliance”の文字を組み合わせた社名で、技術力を結集し、イノベーションに挑戦し続けていくことを意味している。また、お客様に寄り添うことが価値創出の原動力であることから、タグラインには親しみを込めて、”Your Digital Device Partner”を付けた。

 ETRIAは今後、リコーと東芝テックがこれまで培ってきた技術や知見を生かして、複合機・プリンターの基幹部分の共通化や、部品や材料の共同購買、生産拠点の相互活用を進め、競争力の高い製品の安定的な供給体制を構築し、モノづくり体質の強化を目指す。
 さらに、ETRIAは高度化するプロダクトセキュリティへの要求や、製品の省エネ・環境性能やサーキュラーエコノミーへの対応など、近年要求が高まっている領域に対し、これまでのリコーと東芝テックの取り組みを融合し、さらに加速する。

【合弁会社「エトリア株式会社」の概要】
《名称》 ETRIA (登記名称:エトリア株式会社)
《所在地》 神奈川県横浜市西区高島1丁目2番5号横濱ゲートタワー16階
《代表者の役職・氏名》 代表取締役 社長執行役員 中田 克典
《事業内容》 事務機器・産業機器・光学機器、及びその周辺機器・消耗品等の開発・生産・販売等
《資本金》 500百万円
《決算期》 3月末日
《株主構成》 株式会社リコー85%、東芝テック株式会社15%
《グループ従業員数》 約11,400名(関連会社含む)
《グループ企業数》 15社(6カ国)