シャープ JR西日本の「カーボンオフセットプログラム」に参画
シャープ 2023年8月9日発表
シャープは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が新たに試行する「カーボンオフセットプログラム」に参画すると、8月9日に発表した。本プログラムは、JR西日本がシャープなどの契約企業と協働し、契約企業の法人出張ネット予約サービス「e5489コーポレートサービス」による鉄道利用の出張時のCO2排出量を可視化。これは、排出量に応じたカーボンクレジットを購入することで、バリューチェーン全体のCO2排出量をオフセットする取り組みである。
昨今、自社内にとどまらず、バリューチェーン全体での脱炭素化に向けた取り組みがますます重要になっている。シャープは、本協働をてこにバリューチェーン全体での脱炭素化の推進を加速し、社会に貢献していきたい、との思いから本プログラムに賛同した。
シャープは、1992年に定めた環境基本理念「誠意と創意をもって『人と地球にやさしい企業』に徹する」のもと、2019年に長期環境ビジョン「SHARP Eco Vision 2050」を策定した。2050年の「CO2排出量実質ゼロ」を目指して、2035年までに60%削減(2021年度比)という中期環境目標を設定し、各種施策に取り組んでいる。