京セラドキュメントソリューションズ 天然記念物イタセンパラの生息地で保全活動に参加

京セラDS 城北ワンドの保全活動に参加
保全活動に参加した京セラドキュメントソリューションズのボランティアメンバー

 京セラドキュメントソリューションズは、6月4日(土)に開催された大阪市旭区にある淀川の城北ワンドの保全活動に参加したと、6月30日に発表した。当日は、大阪工業大学、大阪産業大学や、周辺の企業、市民など総勢30名を超える参加者が、城北ワンドの清掃活動や外来魚の駆除を行った。
 この保全活動は、毎年4月~11月の期間に月2回、大阪平野を貫流する淀川に生息する国の天然記念物イタセンパラの生息地である淀川の自然の再生を目的に、淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク「イタセンネット」が主催し実施している。
 今年度から、同社の社員からボランティアを募り参加した。今回の活動に参加したメンバーは、河原の遊歩道の清掃を行うとともに、イタセンパラの稚魚を傷つけないように水際から離れた位置で網引きをし、外来種の駆除を行うなど淀川の生物多様性保全に貢献した。活動の最後には、採取したブルーギルなどの外来種やナマズやオイカワなどの在来種の紹介を行い、城北ワンドの生態系への理解を深めた。なお、在来種については活動後、リリースした。今後も同社は、月1回の予定で本活動に参加していく。
 同社は、「共に生きる(LIVING TOGETHER)」を全ての企業活動の基本におき、2012年より生物多様性保全活動を環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)の活動の1つとして取り組んでいる。今後も生物多様性保全への取り組みを継続していく。