シャープ タイムスタンプサービスの提供を開始 スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充
シャープは、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、複合機でスキャンしたデータにタイムスタンプを付与する新サービスの提供を、2月下旬より開始する。請求書や領収書などの取引関係書類のデータ保存・管理の効率化に貢献する。
タイムスタンプは、スタンプが付与された日時にそのデータが存在したこと(存在証明)、それ以降に内容が変更されていないこと(非改ざん証明)を電子的に証明するもので、改正電子帳簿保存法におけるスキャナ保存や電子取引の保存要件のひとつとして導入が進んでいる。
本サービスには、電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」(運営=株式会社サイトビジット)のタイムスタンプ機能を採用した。複合機の操作パネル上で本サービスを選択し、COCORO OFFICE IDでログインしてスキャンすると、タイムスタンプを付与されたデータがクラウド上に保存される。保存完了時に、入力したCOCORO OFFICE ID宛にメールが届き、記載されたURLからタイムスタンプが付与された電子データを簡単にダウンロードすることができる。パスワードの設定も可能である。なお、「COCORO OFFICE」対応のNAS(ネットワーク接続ストレージ)「BP-X1STシリーズ」も今後、タイムスタンプサービスに対応する予定である。