コニカミノルタ　IR業務に特化した生成AIサービス「exaBase IRアシスタント」を導入

　コニカミノルタはこのほど、株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI（東京都港区、大植択真社長）が開発し提供する、IR業務に特化した生成AIサービス「exaBase IRアシスタント」を導入した。

　「exaBase IRアシスタント」は、IR面談の音声・動画データからAIによる面談議事録の生成からAIエージェントによる議事録の定量分析、質問傾向分析などを行うサービスと、各種IR文書等をデータソースとして、決算説明会、株主総会、各種説明会または記者会見等において想定される質問とそれらに対応する回答案を企業固有の情報を含む形でAIが自動生成するサービスを提供している。
　コニカミノルタは、株主・投資家との対話を重視し、コミュニケーション機会の拡充に取り組んでいる。対話の機会の増加に伴い、議事録の作成などの業務のプロセスを効率化するため、IR業務に特化した生成AIサービスである「exaBase IRアシスタント」を導入した。業務特化型の生成AIが活用されることで、担当者の業務DX推進および付加価値の高い情報開示へと注力できる体制の実現が期待される。
　「exaBase IRアシスタント」は、2023年10月に製品版の提供を開始してからこれまでに、JR東日本、村田製作所、豊田合成、名古屋鉄道、GENDA、東海東京フィナンシャルHD、東急、光フードサービス、西武ホールディングス、トプコン、京セラ、住友林業、SGホールディングス、出光興産、塩野義製薬、三菱重工を始め、メガバンクを含む複数の大手金融機関、大手総合商社、通信事業者、半導体企業など多様な業種の東証上場企業で導入されている。