大塚商会 インフォマートと強固な協業体制を構築 バックオフィス業務のDX支援を加速

大塚商会/インフォマート 2025年1月23日発表


 大塚商会は、インフォマートとセールスパートナーとしての協業体制をさらに強化すると、1月23日に発表した。今回の協業体制の強化を通じ、両社協働で顧客へ価値を提供し続けられるよう、企業のバックオフィス業務のDX支援を強化していく。

 大塚商会はインフォマートと2022年4月にセールスパートナー契約を締結し、経理部門をはじめとしたバックオフィス業務のデジタル化を推進してきた。そうした中で、企業におけるDXの推進や働き方の多様な変化、インボイス制度・電子帳簿保存法の施行により、経理業務においてペーパーレス化、デジタル化への変革が求められていることなどから、より多様なサービスの提供や利便性向上が急務となっている。そのため、多くの業界で活用してもらうためのシステム連携やアンバサダー制度などを通じて協業体制を強化する。

【協業体制強化の内容】
(1)「たよれーる」の対象サービスにインフォマートが提供する5つのサービスを追加

 大塚商会が提供するバックオフィス業務の効率化を支援する「たよれーる」の対象サービスに、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 契約書」「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」「BPワークフロー」を追加する。
 これにより、「たよれーる」を利用中の顧客は、すでに提供中のサービスである「BtoBプラットフォーム 請求書」に加えて、今回新たに加わる5つのサービスの初期設定や運用・トラブル対応などのサポートを受けることが可能となる。

(2)「DX統合パッケージ」と「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」のシステム連携を開始
 大塚商会が提供する基幹系と情報系システムを統合した「DX統合パッケージ」内の販売システム「SMILE V 2nd Edition 販売」とインフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 受発注 for 製造業」を連携する。
 この連携により、建設業や製造業の企業を中心に予算管理、書類作成、受発注、支払業務の課題を大幅に改善することができ、作業の効率化を実現する。

(3)BtoBプラットフォームアンバサダー制度を開始
 大塚商会の営業職を対象に、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム」のアンバサダー制度を開始した。これは「BtoBプラットフォーム」についてさらに理解を深め、サービスを必要とする顧客に的確に提供するために開始されたもので、一期生として約40名が参加しており、今後も継続する予定である。