キヤノン 技能五輪全国大会の電子機器組立て職種で金メダル・銅メダルを獲得

キヤノン 2024年11月26日発表


 キヤノンは、11月22日から25日まで愛知県国際展示場(常滑市)など13会場で開催された第62回技能五輪全国大会において、「電子機器組立て」職種で河﨑柊哉選手が金メダル(金賞)、國弘拓来選手が銅メダル(銅賞)を獲得したと発表した。「電子機器組立て」職種におけるキヤノンの金メダル獲得は初となる。また、技能五輪全国大会における入賞は、2005年の第43回大会から20年連続となる。

 このたび、河﨑選手が金メダル、國弘選手が銅メダルを獲得した「電子機器組立て」職種は、プログラミング(C言語)、試作設計、故障発見・修理という3つの課題を3日間にわたって競う。それぞれの課題は、競技を行う当日に公開される。電子回路の設計・解析はもちろん、CADやプログラミング、障害解析や修理など、広範にわたる技能が求められる。

 キヤノンは若手技能者育成の一環として、2004年の第42回大会から技能五輪全国大会に参加している。今年は、キヤノングループから4職種に8名が出場し、金メダル(金賞)1件、銅メダル(銅賞)1件、敢闘賞2件の合計4件の賞を受賞した。