リコージャパン 「AIエバンジェリスト」を育成開始 「使える・使いこなせるAI」販売強化

リコージャパン 2024年11月20日発表


 リコージャパンは、AI活用の社内実践推進と、AIのスペシャリストとして顧客へのAIを活用した業務改善提案を担う「AIエバンジェリスト」の育成制度を開始し、AIソリューション販売を強化する。職務や役職を問わず、自ら手を挙げた1,387人(従業員総数の約8%)を候補者として育成プログラムを開始し、2025年度には300人の認定を目指す。

 「AIエバンジェリスト」は、G検定などの外部資格取得や会社提供のe-learningコンテンツの受講といった知識、社内外に向けたAIセミナーの講師経験等の技能、AIソリューションの販売や社内業務改善提案実績の成果要件を満たした社員が認定される。RAG(検索拡張生成)技術を活用した社内データ活用サービス「RICOH Chatbot Service デジタルバディ」や「RICOH デジタルバディ」、ノーコード生成AIアプリ開発プラットフォームを活用し、自らAI活用や開発を行い、ユースケース創出や社内業務改善を進める。より実践的な知識や技能を身に着けることで、お客様へ高度なAI提案ができる人材を育成していく。さらに「AIエバンジェリスト」育成により、全社でのAI知識の底上げとAI活用のノウハウを蓄積していく。この知識とノウハウをもとに、全国地域密着で業種業務に合わせたAI活用を提案し、顧客の業務効率化に貢献する。

 2026年度には、より高度な知識を有した「高度AIエバンジェリスト」の認定を予定しており、社内のAI人材育成強化に取り組んでいく。
 リコージャパンは、顧客に寄り添い、業種業務に合わせて利用できる「使える・使いこなせるAI」の提供により、顧客が取り組むオフィス/現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していく。