エプソン販売 会計システムのブランドを刷新、新商品ラインアップを2025年7月に発売

エプソン販売 2024年10月17日販売


 エプソン販売は、会計システム事業のリブランディングを行い、顧客の経営改善・業務効率化を実現する伴走支援型事業に転換していく。それに伴い、会計システム「R4シリーズ」のブランドを刷新し、「エプソンの会計シリーズ」としてラインアップを再構築する。新ラインアップは、2025年7月より順次、発売予定である。

 エプソンの会計システム事業は、これまで9万社以上の企業の経理部門、税理士事務所向けにサービスを提供してきた。2027年に事業の開始から50周年を迎えるにあたり、今後、エプソンの会計システム事業は、行政基盤のDX化や社会環境の変化に応じた税制導入、さらに国内の中小企業が抱える労働力不足などに対応し、中小企業と会計事務所の「ありたい未来」への懸け橋となることを目指す。
 これに伴い2025年に事業のリブランディングを行い、商品ラインアップの再構築を中核に、税理士業界や地域・さまざまな業種のビジネスパートナーと共に中小企業と会計事務所を取り巻く経営課題を解決していく。

■新「エプソンの会計シリーズ」の特長
 新シリーズでは、既存のラインアップである「R4シリーズ」と、オプションサービスである「ウェプラット・クラウドサービス」を「エプソンの会計シリーズ」に一本化し、ラインアップを再構築する。新シリーズのアイコンには、(1)寄り添う誠実な心、(2)未来まで伴走する、(3)お客様の価値を高める、という3つの意志を込めている。

 新シリーズは、システム導入や設定、検索業務など顧客の利用環境を統合した新ポータルメニュー(ブラウザベースのダッシュボード)を中心に、ワンストップサービスを実現する。
 サービスの特長は主に以下の4つである。これにより、会計業務プロセスの省力化、自動化による生産性向上を実現していく。
【利用プランの特長】
(1)完全年間利用料型、ニーズに応じたプラン選択とシステムの利用ライセンスは最大フリーライセンスまでを用意
(2)税理士事務所を通じた利用プランと「貸与」によるローコストモデルで月次決算の早期化を支援
【機能面の特長】
(3)高生産性&安心・安全を実現するクラウドオフィス&モバイルワークスタイルの促進
(4)ワンストップサポートを進化させた、コミュニケーションポータルを活用した新カスタマーサクセスメニュー

■経営者目線での目標達成支援サービス(業務改善・顧客エンゲージメント調査代行)
 システム提供だけでなく、業務プロセスの視点、顧客の視点から経営者の意思決定を支援する。業務改善のための優先順位や費用対効果の提案、顧客と一緒にその改善策を考えるなど、長期視点で経営者をサポートしていくサービスを2025年より本格展開していく。