キヤノンITS 貿易業務管理ソリューションの低コスト・高速導入が可能な「Standard Edition」提供開始
キヤノンITソリューションズ 2024年10月7日発表
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、貿易業務管理ソリューション「TradeWise(トレードワイズ)通関データベースStandard Edition」を10月7日より提供開始した。
「Standard Edition」は、顧客の利用要件に基づき設計/開発する従来の提供方式(Enterprise Edition)に対し、機能を標準化することで顧客ごとの個別開発を最小限に抑えて低コストで短期の導入を実現し、貿易管理業務デジタル化の早期実現に寄与する。
「TradeWise通関データベース」は、輸出入許可通知情報をNACSSから自動的に蓄積し検索を行うためのアプリケーションである。NACCSからの輸出入許可通知情報のリアルタイム通知、電子帳簿保存法に対応した優良な関税帳簿の自動作成、輸出入許可通知情報を基にした許可証のPDF生成などの機能を持ち、輸出入許可通知情報をデータベース化し活用することが可能となる。
「TradeWise通関データベース Standard Edition」は、さまざまな業種の顧客が利用する機能を標準化して提供することで、低コストで早期の導入を実現し、貿易管理業務のデジタル化を促進する。
2019年から提供している貿易業務管理ソリューション「TradeWise」は、NACCSとの通信環境を含めたインフラ環境や稼働後の保守運用を含めキヤノンITSが一貫して提供している。市場の変化、法令対応、個々のお客さま要望に対応し、貿易管理業務のデジタル化を支援してきた。「通関データベースStandard Edition」においても、2025年10月からの第7次NACCS更改に対応を予定するなど、継続して機能強化を進めていく。また、これまでどおり顧客の業務要件に基づき、設計/開発する「Enterprise Edition」を提供し、引き続き顧客ごとの要望に対応する。
■TradeWise通関データベース Standard Edition
《ライセンス費用》 税別500万円〜