リコー 32枚速のコンパクトA4カラー複合機を発売
リコー 2024年8月30日発表
リコーは、A4カラー複合機「RICOH IM C320F」と「RICOH P C370SF」を、9月4日に発売する。
新製品は、いずれも設置面積がわずか幅410mm×奥行429mmと、クラス最小を実現している。連続出力速度はカラー/モノクロともに片面毎分32枚(A4縦送り)である。
価格は、「RICOH IM C320F」が税別595,000円、「RICOH P C370SF」はオープン価格となる。
■「RICOH IM C320F」の主な特徴
小規模の事業所や店舗・病院など、限られたスペースでも設置可能である。
1パス両面ADF(両面自動読み取り)により、読み取り速度は両面60ページ/分の高生産を実現。また7インチ新MultiLink-Panelを搭載し、改正電子帳簿保存法に準拠した「RICOH 証憑電子保存サービス」(有償)などのアプリケーションをインストールして利用可能である。高生産性とソリューション対応力で顧客の業務を効率化し、DXを加速する。
本体樹脂総重量の約50%に再生プラスチックを使用。また、製品ライフサイクル(原材料調達、製造、輸送、使用・維持管理、廃棄・リサイクル)を通じて排出される温室効果ガス排出量を、「J-クレジット」制度を通じて取得した排出権を活用し埋め合わせる「RICOHカーボンオフセットサービス」にも対応し、顧客の環境経営に寄与する。
保守料金はカウンター方式に対応している。
■「RICOH P C370SF」の主な特徴
中小企業や店舗・病院など、限られたスペースでも設置可能である。
ファーストプリントタイムはカラー8.4秒、モノクロ7.4秒、スリープ復帰時間は10秒、読み取り速度はカラー27ページ/分、モノクロ30ページ/分と前身機から性能が向上。また、4.3インチフルカラー液晶タッチパネルを搭載し、トナー残量など多彩な情報をわかりやすく表示する。さらに、A5サイズの給紙にも対応し、手差しトレイの積載量は55枚。用紙対応力と生産性を向上し、さまざまな業務で利用可能である。
省エネルギー設計で標準消費電力量(TEC2018)は0.31kWh。「国際エネルギースタープログラム」基準など最新の環境基準に適合している。