キヤノンITS 「Cato運用支援サービス」を提供開始
キヤノンITソリューションズ 2024年6月27日発表
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、「Cato SASEクラウド」(2023年12月提供開始)の効率的な運用を支援する「Cato運用支援サービス」の提供を7月1日より開始する。
多様化した勤務環境からのネットワークアクセスに対して、一元的なセキュリティ環境の提供を可能とするSASE(Secure Access Service Edge)は、テレワークの普及などを背景に2022年ごろから急速に導入企業が増加しており、国内では、2023年時点で3割から4割の企業が導入しているとの調査結果もある。このような状況を受けキヤノンITSでは、2023年12月より、Cato Networks社の「Cato SASEクラウド」を提供している。ゼロトラストネットワークという従来とは異なる新たな概念のもと、多くのセキュリティサービスを提供するSASEの運用には、専門知識を持った人材の確保が不可欠である。しかし、近年の技術者不足などを背景に、SASEを導入した企業が必ずしも十分な運用体制を自社で整えられるわけではない状況にある。
■「Cato運用支援サービス」の特長
「Cato SASEクラウド」の効率的な運用をキヤノンITSの技術者が支援する。
(1)効率的な運用を支援
ネットワークとセキュリティの豊富な知見を持つキヤノンITSの技術者が、顧客の「Cato SASEクラウド」環境の設計書を把握し、機能および設定方法の質問/相談に応じる。また、「Cato SASEクラウド」の運用上必要な設定変更をキヤノンITSが代行することで、顧客の運用負荷を軽減する。
(2)「Cato SASEクラウド」の効果を可視化
「Cato SASEクラウド」の利用状況レポートを、月次で顧客に提供する。適切な契約帯域となっているか、どのような脅威を防いでいるかなどSASEの導入効果を視覚的に確認できる。また、オプションメニューとして、レポートに基づきキヤノンITS技術者から運用のアドバイスを行うサービスも用意している。
(3)支援レベルに応じてメニューを選定可能
設定変更代行や技術者によるアドバイスの有無を選択でき、顧客の運用体制や予算に応じて、必要な支援サービスを選択できる。
Cato運用支援サービスの料金は、月額(税別)6万7,000円〜。