インフォマート アークスが「BtoBプラットフォーム 請求書」導入で請求書発行の8割をデジタル化

インフォマート 2024年6月13日発表


 インフォマートは、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」が、株式会社アークスに導入されたと6月13日に発表した。

■「BtoBプラットフォーム 請求書」導入前の課題
 アークスは、「ラルズ(北海道)」「ユニバース(青森県)」「オータニ(栃木県)」等、地域密着型のスーパーマーケット10社・375店舗(2024年5月28日時点)と関連事業会社1社を擁する食品流通グループである。
 発行する請求書は月に約230件で、半数以上はアークスグループ共通のポイントカード「アークスRARAカード」の外部提携店への請求書である。請求書の作成は、財務・経理グループの3〜4名で行っている。
 「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入前は紙で発行していたため、請求書の印刷や封入作業にかかる時間と手間、承認に必要な押印フローの煩雑さが課題になっており、発行後に保管する控えの管理も大変だった。
 130件ほどある外部提携店への請求書を例にすると、カードグループから届いた請求データをエクセルへ貼り付けて差し込みデータを作成し、ワードの差し込み文書の機能を使って印刷。印刷した請求書を、担当部署へ戻し、担当部署で押印の上、郵送していた。請求データを受け取ってから投函するまで、5営業日ほど必要だった。

■導入効果
 月に約230件発行する請求書の8割をデジタル化し、残りの2割はオプション機能の「郵送代行サービス」を利用している。
 作業担当者の負担にならないように、紙の請求書を発行していた時とフローは変えていないが、ペーパーレスで押印が不要になり、封入等の郵送作業にかかる時間や手間がなくなった。請求書を受け取る側の取引先にとっても、時間短縮になっている。