東芝テックとAIQが資本業務提携を開始 生成AIとPOSシステムで飲食店のDX推進

東芝テック 2024年3月7日発表


 東芝テックと特許技術AIで新たな産業DXを実現するAIQ株式会社は、飲食店のDX推進を基本戦略とした資本業務提携を開始したと、3月7日に発表した。この提携により、飲食店の集客と効率化を支援する新しいマーケティング戦略を提供する。

 飲食業界では、人手不足による店舗運営の課題や、消費者のソーシャルメディア利用の増加による検索行動の変化に対応する必要がある。東芝テックとAIQは、ソーシャルメディア投稿データによる消費者の属性・興味・思考を分析する特許AIである「Profiling AI」と、POSシステムのデータを組み合わせることで、飲食店のターゲット層の特定や、オンラインからオフラインへの誘導など、集客の自動化や店舗運営の効率化に向けた取り組みを推進する。
 また、3月12日から15日に東京ビッグサイトにて開催される「リテールテックJAPAN 2024」の東芝テックブースでは、飲食店向け注文連携サービス「OrderLinkage(オーダーリンケージ)」のデータを使ってInstagramの投稿を自動生成するサービスと、POS/OES・予約管理システムとの連携によるリアルタイムプロモーションの実現を目指したサービスといった東芝テックとAIQが共同で研究開発中のサービスを展示する。