京セラドキュメントソリューションズ IJ捺染プリンターで印刷した生地が「ANREALAGE」のコラボレーション作品としてパリに

京セラドキュメントソリューションズ 2024年2月29日発表


「ANREALAGE」の2024−25秋冬 パリ・ファッションウィークのウィメンズコレクション

 京セラドキュメントソリューションズは、同社のインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」(フォレアス)で印刷した生地を使用して、日本のファッションブランド「ANREALAGE」の創業者であり、デザイナーである森永邦彦氏によりデザイン・制作されたコラボレーション作品が、2024−25秋冬 パリ・ファッションウィークのウィメンズコレクションで発表されたと、2月29日に発表した。本コレクションは、2月26日から3月5日までフランス・パリで開催され、同社とのコラボレーション作品はパリ現地時間2月27日17:00に発表された。

■今回のコラボレーションの背景
 繊維・アパレル業界で長年の課題であった、捺染時の水質汚染や在庫過多による生地や衣類の大量廃棄問題などの解決に貢献する、水の使用量を限りなくゼロに近づけたインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」のコンセプトに森永邦彦氏が共感し、コラボレーションが実現した。

■デザイナー森永邦彦氏について
 森永邦彦氏は、革新的なファッションとテクノロジーの融合で知られるデザイナーである。森永氏の独自の視点と創造性は世界中で注目を集めている。2003年にファッションは日常を変える装置と捉え活動するブランド「ANREALAGE」を設立した。2014年にパリ・ファッションウィークでデビューし、2019年にはモエヘネシー・ルイ ヴィトンが創設した「LVMH PRIZE」で、世界1,700人のデザイナーの中からファイナリスト8人に選出。2021年にはドバイ万博日本館の公式ユニフォームを担当し、2023年にはビヨンセのワールドツアーの衣装を手掛けるなど、従来のアパレルビジネスの領域を超えた表現力は業界に驚きやインパクトを与え続けている。

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