キヤノン 米国IDC社による初のサステナビリティ評価でキヤノンが「リーダー」を獲得
キヤノン 2024年2月13日発表
キヤノンは、米国のIT専門調査会社であるIDCが初めてサステナビリティ観点での企業評価を行った最新の報告書「IDC MarketScape for Worldwide Sustainability Programs and Services Hardcopy 2023 Vendor Assessment」において、「リーダー」として評価されたと、2月13日に発表した。
本調査は、世界の主要なハードコピーベンダー11社を対象とし、サステナビリティの観点から企業戦略、事業運営、製品などを評価するものである。サステナビリティへの取り組みが必須となった今日、プリンティング製品・サービスの導入を検討する企業などは、ベンダーを選定する際の指標として本調査結果を活用することができる。
キヤノンは1988年以来、「共生」の企業理念を掲げ、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会を目指している。この理念のもと、環境保全活動にもいち早く取り組み、地球や自然環境との良好な関係の構築に注力してきた。2008年からは、製品1台あたりのライフサイクルCO2を、年平均で3%改善する目標を確実に達成し、2023年までに44.4%(速報値)の改善を実現している。そして、2030年には2008年比で50%の改善を目指し、社会と連携することで2050年までには製品ライフサイクル全体でのCO2排出量をネットゼロにすることを目標としている。