キヤノンITS ローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」の新バージョンを販売開始
キヤノンITソリューションズ 2024年1月17日発表
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、ローコード開発プラットフォーム「WebPerformer(ウェブパフォーマ)」の新バージョンを1月17日より販売開始した。
キヤノンITSは、自動化技術によるローコード開発を実現するプラットフォーム「WebPerformer」を顧客の基幹システムおよび周辺システムの刷新に活用してもらい、効率的なモダナイゼーションの実現と、刷新したシステムの利用を通じて顧客のビジネス環境変化への対応と競争力の強化を支援してきた。また、顧客からの要望を踏まえ、さらなる業務システム開発の効率化/省力化/高速化に向けて、「WebPerformer」の機能強化を継続的に進めている。
このたびの新バージョン「WebPerformer V2.6」では、画面の自動生成機能の追加や開発ロジック/部品/関数の共通化による機能強化と、ワークフローシステムとの連携強化により、社内DXの推進や業務の効率化に向けた開発期間をさらに短縮することが可能となった。
■特長
(1)基幹システムおよび周辺システムを高速化し、かつ操作性を向上させる(Single Page Application=SPA)モダナイゼーションを実現
「WebPerformer」は、SPAのWebアプリケーションを開発するための「UIエディタ」機能を搭載している。本バージョンより、データベース定義から画面の自動生成機能を追加し、SPAのWebアプリケーションをより効率的に開発するためのロジック/部品/関数を共通化することで、開発の効率化と属人性を排除した開発標準化を推進する。これにより、PCおよびモバイルともにスピーディーにSPAのアプリケーションへモダナイゼーションすることができる。
(2)ワークフローシステムのユーザビリティ向上とモバイル作業環境での利便性を強化
本バージョンより、ワークフローシステムを簡単かつスピーディーに構築できるツール「WebPerformerWf」との連携強化を図り、ワークフローシステムのSPA化が可能となった。これにより、モバイル端末でも最適化されるワークフローシステムが柔軟に開発でき、オフィスの業務システムに加えモバイルによる現場での確認や、申請をともなうワークフロー業務を効率化することができる。