ブラザー 「交通」×「プリント」でSDGsを推進 川崎市と連携協定を締結

ブラザー工業/ブラザー販売 2023年9月28日発表


 ブラザー販売は、9月19日に川崎市と持続可能なまちづくりの実現に向けた連携協定を締結したと、9月28日に発表した。
 ブラザー販売では、SDGs達成に向けて目指す2030年の姿として、「『つなぎ合う』そして『解決し合う』社会の実現」を掲げている。このたび、川崎市と連携協定を締結し、市内を運行する路線バスや新しい市役所本庁舎などのペーパークラフトの制作に協力した。ペーパークラフトは、同市のホームページで無料で公開されるとともに、同市が主催や後援するイベントでのノベルティや、児童向け公共施設での利用など、環境にやさしい公共交通機関への関心の向上と利用促進を目的に広く活用される。
 また、2024年に市制100周年を迎える同市の記念事業を担う「川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会」に参加し、交通も含めた、環境にやさしい社会の実現にも貢献していく。
 ブラザー販売は、ペーパークラフトや刺しゅうなど、プリンターやミシンのコンテンツ制作と、それらを用いたワークショップの開催経験で培った「楽しみながら社会とつながり、学びを得る体験づくりのノウハウ」を活用し、自社だけでは解決できない社会課題の解決に向けた活動を、行政や企業と協力して行っていく。

ブラザー 「交通」×「プリント」でSDGsを推進 川崎市と連携協定を締結
ブラザー販売の安井社長(左)と川崎市の福田市長

■「持続可能なまちづくりの実現に向けた連携協定」連携事項
(1)公共交通の利用促進に関すること
(2)環境にやさしい社会の実現に向けた取組に関すること
(3)持続可能なまちづくりの実現に向けた市民等への普及啓発に関すること
(4)豊かな地域社会づくりに関すること
(5)その他相互に連携・協力することが必要と認められる事項に関すること

■新たに制作したペーパークラフト
 ブラザー販売は、子どもたちが楽しみながら「まちと交通」を考える機会を創出したいという川崎市の思いに共感し、締結式の以前から市内を走るバスのペーパークラフトや、「バスで行きたい場所・行ってみたい場所」という市民参加型のアンケート企画で選ばれた建物のペーパークラフト制作に協力してきた。
 このたび新たに、「川崎市役所新本庁舎」「全国都市緑化かわさきフェアとのコラボラッピングバス(川崎市交通事業80周年記念事業)」「KAWASAKI BRT」「チョイソコかわさき」のペーパークラフト制作に協力した。今後も同市と相談しつつ、新しいコンテンツを追加していく予定である。また、制作協力したペーパークラフトは、同市のホームページでの公開に加え、ブラザーのプリントコンテンツサイト「プリふれ」でも公開を予定している。