リコー 高輝度なコンパクトレーザー光源プロジェクターを発売 レンズ固定式で業界最高輝度
リコー 2023年4月26日発表
リコーは、レンズ固定式の高輝度プロジェクター「RICOH PJ WUL6680」「RICOH PJ WUL6670」を5月10日に発売する。
新製品は、現状レンズ交換式が主流の出力光束(明るさ)のクラスで、近年高まっている大型映像のニーズに応える解像度と、取り扱いの容易なレンズ固定式を採用している。とりわけ「RICOH PJ WUL6680」は、レンズ固定式としては業界最高輝度の8,500lmと、天井の高い大会議室や大学の講義室等の環境で、150型での投映が可能である。また、高輝度でありながらコンパクトで軽量のため、「常設」と「仮設/可搬」の両面で活用できる。さらに、曲面スクリーンなど特殊な投映面への投映と、定形外のコンテンツの投映(マルチプロジェクション)をサポートする画像補正調整機能を備えており、サイネージや各種プロモーションの映像演出としても活用できる。
価格は、いずれもオープン価格。
■「RICOH PJ WUL6680/WUL6670」の主な特徴
(1)設置調整をアシストする電動ズームレンズを搭載
ズーム倍率1.6倍(WUL6680)の固定レンズは、ズーム・フォーカス・レンズシフトの操作を電動化。精度が求められる設置も、付属のワイヤレスリモコンなどで容易に調整可能。
上下に最大55%の光学レンズシフトが可能。画質(解像度)を損なわずに、設置範囲を拡大。
投映サイズや位置に合わせて、ズーム・フォーカス・レンズシフト位置を5つ保存し、それらを指定して読み出すことができる、「レンズメモリー」を装備。
(2)シンプルな機器構成を可能にする機能
本機のHDBaseT入力は、HDMI信号(映像)の長距離伝送を実現するだけでなく、RS232CやLAN信号(PJLinkなど)の制御信号も受信でき、配線作業の手間を削減。
HDMI出力を装備。一つの映像ソースを複数のプロジェクターやディスプレイに表示する際に便利。
本体と付属のリモコンを、ステレオミニプラグのオーディオケーブルで接続すると、ワイヤードリモコンとして使用可能。(最長12m)リモコンを固定すれば、スマートな運用を実現。
(3)便利な機能
映像演出やプロモーション映像の投映に便利な、電源タイマーを装備。スケジュール機能を備えており、指定された電源入/切(スタンバイ)の動作を各曜日の指定時刻に実行。