エプソン初 「D&I Award 2022」で『ベストワークプレイス』に認定
セイコーエプソン(以下 エプソン)はこのたび、「D&I Award」において最高位の『ベストワークプレイス』に、エプソンで初めて認定されたと、2月20日に発表した。なお、参加企業233社(グループ連名会社547社)のうち、『ベストワークプレイス』に認定された企業は128社である。
「D&I Award」は、(株)JobRainbowが実施する企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組みを評価する日本初の認定制度で、「D&Iに取り組む企業の後押し」「D&Iのあり方のアップデート」「D&I推進をより取り組みやすく」の3つの目的を通して、社会におけるD&Iの推進や、D&Iが当たり前の社会の実現をビジョンに掲げている。
今回応募のあった全企業が、「ジェンダーギャップ」「LGBT」「障がい」「多文化共生」「育児・介護」の5つの要素で構成された100項目で評価・採点され、得点に応じて「ベストワークプレイス」「アドバンス」「スタンダード」「ビギナー」の4つのランクに認定された。
エプソンは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を、経営理念を実践するために重要なものと位置付けている。世界中の多様な人材がエプソンに集まり、全ての社員が公平な環境で偏見なく、互いの個性を尊重し合い、いきいきと働きながら、社会の一員として責任を持ち、会社とともに成長し挑戦することによって、イノベーションを起こし続ける。
そのために、ジェンダーギャップの解消には具体的な数値目標を掲げて取り組み、LGBTQへの理解を広げる講演会などを実施している。また、障がいのある人々にも働きやすい職場環境の整備を進めるとともに、働き方の多様化へ対応するため、育児・介護休職制度や在宅勤務制度をはじめとした人事制度改革を進めている。