東芝テック 飲食DXサービスの開発提供を行う(株)Bespoへ追加出資

 東芝テックは、飲食DXサービスの開発提供を行う株式会社Bespoに対して追加出資したと、2月9日に発表した。
 Bespoは、飲食店の空席とユーザーのニーズを即時マッチングする無料の予約・集客サービス「TABLE REQUEST」や、飲食店の人手不足の解消とコスト削減を実現する発注サービス「SMART REQUEST」といった飲食DXサービスを提供し、全国の飲食店約1万5,000店が加入、利用している。

 新型コロナウイルス感染症拡大を経た飲食業界では、人手不足とコスト削減の問題が一層深刻化しており、オペレーション全体の業務効率を改善し、集客とコスト削減を同時に実現していくことがますます不可欠となっている。
 これらの課題を解決するため、東芝テックは、2021年10月にBespoに出資し、Bespoの持つ飲食DXサービスとの連携に基づいた飲食事業プラットフォームの構築を目指して、東芝テックのPOSデータとBespoの予約データとの情報連携や分析に対する検証を実施してきた。
 東芝テックは、今回の追加出資を機に、より綿密で多くのVOCの収集、実証実験の実施を加速し、Bespoとともに「集客・予約・売上・発注」までシームレスなDXソリューションの開発をさらに推進する。

 Bespoが展開するサービスについては、2月28日から3月3日に東京ビッグサイトにて開催される「リテールテックJAPAN 2023」の東芝テックブースに出展する。