リコー 世界で最も持続可能な100社「2023 Global 100 Most Sustainable Corporations」に選定
リコーは、このたび世界で最も持続可能な100社「2023 Global 100 Most Sustainable Corporations」に選定されたと、1月18日に発表した。リコーは、2005年〜2014年に10年連続で選定されており、今回が通算11度目の選定となる。
Global 100は、カナダのCorporate Knights社が、環境・社会・ガバナンス側面でのパフォーマンスや、環境配慮製品の売上比率、気候変動に対するロビー活動、サステナビリティに連動した役員報酬などについて企業を評価し、持続可能な企業100社を選定するものである。選定結果は、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(通称「ダボス会議」)に合わせて発表される。
2023 Global 100は、売上高10億ドル以上の世界の主要企業6,720社を対象に評価が行われ、日本企業はリコーを含む4社が選定された。
リコーグループは、目指すべき持続可能な社会の姿を、経済(Prosperity)・社会(People)・地球環境(Planet)の3つのPのバランスが保たれている社会「Three Ps Balance」として表している。この目指すべき社会の実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」とそれを支える「経営基盤の強化」の2つの領域で7つのマテリアリティ(重要社会課題)を特定し、各マテリアリティに紐づく17のESG目標を設定して、これらの解決に取り組んでいる。2020年からは役員報酬にサステナビリティ指標を導入するとともに、日本における再エネ導入の加速に向け、同社CEOが日本政府と対話を行うなど、気候変動対応に向けたロビー活動にも積極的に取り組んでいる。リコーは、こうした同社の取り組みが評価され、今回の選定につながったと認識している。