キヤノンITS キヤノンマーケティングジャパングループ入りから20周年
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、2003年のキヤノン販売(現・キヤノンマーケティングジャパン)グループ入りから20周年を迎えたと、1月10日に発表した。その間、2008年にはアルゴ21と合併し、現在の商号であるキヤノンITソリューションズが発足した。また、2009年にはキヤノンネットワークコミュニケーションズと合併し、2017年にはキヤノンソフトウェアとの経営統合が完了するなど、この20年間でビジネスの幅を拡大し、キヤノンマーケティングジャパングループのITソリューション事業の中核を担う企業グループへと発展してきた。
キヤノンITSは、2020年に「先進ICTと元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”」をキーメッセージとした、長期ビジョン「VISION2025」を掲げた。先進的な技術を継続的に取りこみ、社員が元気になってお客さまや社会の未来を拓いていきたい、そのような考え方をもってお客さまと共にビジネスを創り出せる会社なりたいという思いをメッセージに込めている。
「VISION2025」の根幹となるのが、「お客さまに寄り添う心」、「先進技術への挑戦魂」、「最後までやりきる胆力」の3つのDNAと、思い・価値観・信条をまとめたものである「大切にしている7つのこと」である。これらを軸に「システムインテグレーションモデル」「サービス提供モデル」「ビジネス共創モデル」の3つの事業モデルを展開している。
同社は、2023年、この「VISION2025」の実現フェーズとして、2025年までの中期経営計画を策定した。お客さまの課題を解決し、お客さまのビジネスゴールをともにめざすことを基本戦略とし、3つの事業モデル毎に戦略テーマを定め実行計画をたてている。「共想共創カンパニー」として2025年に長期ビジョンを実現するために、この2023年を重要な年と位置付け、体制や取り組みの強化を図りながら堅実に成長を続けていく。
■20周年スペシャルサイト
https://www.canon-its.co.jp/files/user/20th/
【長期ビジョン「VISION2025」について】
●私たちのDNA
「お客さまに寄り添う心」、「先進技術への挑戦魂」、「最後までやりきる胆力」
●大切にしている7つのこと
1.「企業課題」と「社会の困りごと」を、私たちのお客さまと、考えます
2.お客さまを深く理解し、お客さまも気づいていない課題に、着目します
3.お客さまの「こんなこと、できたらいいのに」を、共に考え、カタチにします
4.さまざまなパートナーと共に、グローバルに通用する知見と技術を、磨きます
5.最適なICTソリューションで、お客さまの期待を、超えます
6.お客さまの発展のために、共に歩みます
7.社員の挑戦と成長、そして幸せを、大切にします
●3つの事業モデル
「エンゲージメント経営」により経営基盤を強化し、「お客さまの想い」を起点に「3つの事業モデル」を展開
・システムインテグレーションモデル
経営戦略と連動したITシステムの価値を継続的に高め、お客さまの強みを生かしたビジネスゴールに伴走
・サービス提供モデル
業界や業務に共通した付加価値の高いICTサービスを提供することで、お客さまが自社のビジネスに集中できる環境を整備
・ビジネス共創モデル
お客さまの事業戦略や業界動向を深く理解し、キヤノンITSのこれまでのビジネス経験や技術を最大限に活用することで、DXを進めるための戦略策定やITグランドデザインをお客さまと共に創造