JR東日本、パナソニック コネクト、エプソン販売が顔認証技術活用の実証実験 STATION DESK東京丸の内で

複合機利用時の顔認証

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、11月8日に東京駅構内のシェアオフィス「STATION DESK 東京丸の内」をリニューアルオープンすると、11月7日に発表した。“ワークスタイルに応じて座席を選べる”方針はそのままに、完全個室を4席増やし、よりプライバシーに配慮した空間でWEB会議などに活用できる。
 JR東日本は、パナソニック コネクト、エプソン販売と3社共同で、同施設内において顔認証機能による複合機・冷蔵スマートショーケース利用の実証実験を開始する。
 11月8日から2023年1月31日までの約3か月間、同施設を利用のお客さまは、無償で顔認証機能付きの複合機の利用および冷蔵スマートショーケースからの飲料サービスを利用できる。

■実証実験概要
 STATION DESK東京丸の内のSUPPORT AREA内に、顔認証機能付きの複合機・冷蔵スマートショーケースを設置する。STATION WORK会員ログイン後にリンク先より実証実験の利用規約にご同意の上、顔画像を登録いただいた方は、複合機の端末に顔をかざすだけで印刷・コピーができるため、ユーザーIDやパスワードを入力する手間が不要になる。また、冷蔵スマートショーケース内の飲料も、顔認証により手ぶらで受け取り可能である。利便性の高い顔認証によって、シェアオフィスを快適に過ごせる。マスク着用でも顔認証が可能である。
《実施期間》2022年11月8日〜2023年1月31日予定

(1)顔認証 複合機について
 エプソンのスマートチャージ対応の複合機および認証印刷オプション「Epson Print Admin」と、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」と接続・連携することで、複合機の横に設置したタブレット端末に顔をかざし本人認証を行い印刷ができる仕組みを開発した。顔認証登録を済ませたお客さまは、複雑な設定をすることなく顔認証を利用した認証印刷が可能となる。これにより、ニューノーマル時代に見合った非接触でセキュリティー性の高い、フレキシブルな印刷環境を実現した。今回の実証実験では、会員1日あたり20枚までの印刷とコピーをカラー/モノクロともに無償で提供する。

(2)顔認証 冷蔵スマートショーケースについて
 飲料などの冷蔵商品を、顔認証により解錠できるショーケースで無人提供する商品である。これにより、従来は人手を要していた飲料の提供、販売する場面において、顔認証で非接触認証し、サービス提供することが可能になる。

【STATION DESK東京丸の内営業詳細】
《営業再開日》2022年11月8日(火)
《営業時間》全日 7:30〜21:00
《特徴》・完全個室4席を含む4タイプのシート(全11席)
    ・Wi-Fi/電源(各シート)/PHONE BOOTH
《利用者》STATION WORKの「個人会員」「法人会員」
《利用方法》完全予約制(ご利用2週間前より予約可能)
      https://www.stationwork.jp/
《料金》『BOOTH』 15分 275円(税込)
    『SHELTER』『CAVE』 15分 220円(税込)
    『CAPSULE』 15分 165円(税込)