富士フイルムBI 小型軽量のA3モノクロプリンター3機種発売

ApeosPrint 3960 S/3360 S
ApeosPrint 3960 S/3360 S

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、クラス最小・最軽量と高速プリントを実現したA3モノクロプリンター「ApeosPrint 4560 S/3960 S/3360 S」の3機種を12月5日から発売すると、11月2日に発表した。新製品の国内での年間販売目標台数は1万1,000台。

 クラス最小となる「ApeosPrint 3960 S/3360 S」は、コンパクトサイズのため、一般のオフィス以外にも店舗や病院などの受付、カウンターなど設置スペースが限られている場所での活用が可能である。また、クラス最軽量(重さ16.6kg)で持ち運びが容易なため、職場での利用シーンに合わせて柔軟にレイアウト変更が行える。
 最上位モデルの「ApeosPrint 4560 S」は、コンパクトサイズでありながら毎分45枚の高速プリントが可能。最大給紙容量は2,510枚で基幹システムなどからの大量プリントにも活用できる。
 さらに、「ApeosPrint 4560 S/3960 S」は、最大180万ページの高い耐久性を備えていることに加え、幅広い用紙種類にも対応し、支払い伝票などの不定形サイズの用紙であっても、用紙サイズを事前に設定することなくプリントできる。

 また、今回発売する3機種では、同社独自の低温で定着するSuper EA-Ecoトナーを採用している。同トナーは、ミクロンレベルの極めて小さな粒径で出力解像度1,200dpiの高精細プリントが行える。さらに、エネルギー消費効率向上や、スリープモード時の消費電力低減により、機器使用時の環境負荷を低減している。
 税別標準価格は、連続プリント速度(A4ヨコ)が毎分45枚の「ApeosPrint 4560 S」が24万9,000円、毎分39枚の「ApeosPrint 3960 S」が18万円、毎分33枚の「ApeosPrint 3360 S」が14万6,000円。

ApeosPrint 4560 S
ApeosPrint 4560 S
(トレイモジュール(600枚×3段)、専用キャスター台装着時)