リコー 「TRIBUS 2022」スタートアップピッチコンテストを実施 8社を採択
リコーは、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2022」のスタートアップピッチコンテストを10月28日に開催し、本年度のプログラムに参加する8社を選出したと、10月31日に発表した。
4年目となる本年度の「TRIBUS」では、「明るい未来をつくる」をテーマに、働く人の創造力を支える新しい時代のビジネスアイデアを社内外に広く募集し、社内52件、社外90件の応募があった。
昨年度までは毎年秋に社内外統合型のピッチコンテストを実施していたが、本年度はスタートアップ企業との事業共創のさらなる強化を目指し、スタートアップ企業のみを対象として先行実施した。社内外の審査者により選出されたスタートアップ企業8社は、アクセラレータープログラム期間中、リコーグループとの連携を支援する担当者(カタリスト)とともに、リコーグループや連携パートナー企業のリソースを活用し、事業成長につながるビジネスアイデアの検討や実証実験などを行う。また、その成果は2023年2月9日(木)に予定している統合ピッチコンテストで社内起業家の提案内容と一緒に発表される。
リコーの創業者である市村清は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業として1936年に理研感光紙株式会社(現在のリコー)を創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出した。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指す。
【採択されたスタートアップ企業と応募プラン概要】
●Scalar株式会社(代表者 吉田 光志)
補助金・助成金の申請書オンライン作成支援サービス「Scalar」を活用した脱炭素社会/DX化の推進
●株式会社spread with(代表者 梅本 直輝)
飼育者が抱える愛犬との外出時の不安を解消!わんちゃん同伴可能施設の情報アプリ
●YOJYOnet株式会社(代表者 伊藤 和憲)
体調の指標として「未病」を可視化し、従業員のモチベーション改善につなげる新たなプラットフォームを構築
●株式会社Greenphard Energy(代表者 西山 健人)
産業用機器設備等へIntelligent IoTをSaaSで提供。最適化制御による省エネルギー化に留まらず、産業用機器自体をVPP/DRのリソースに
●株式会社ハイドロヴィーナス(代表者 上田 剛慈)
独自の水力発電技術Hyfro-VENUSを用いた河川計測システムおよびAIによる災害予測
●FastLabel株式会社〈スケーラー型(GHQデジタル戦略部・募集領域6)〉(代表者 上田 英介)
AI開発を10倍速くする - AI開発における教師データ作成の効率化を実現
●株式会社TwoGate〈スケーラー型(RIS IMS事業部・募集領域2)〉(代表者 小林 輝紀)
シリアルコード型ソリューション×エンタメコンテンツ
●ビヨンドブロックチェーン株式会社(代表者 谷口 勝男)
スマート物流ボックス×リライタブルラベルにより、物流データのトレーサビリティー強化と省資源化を促進