東芝テック 店舗情報一元管理プラットフォームを提供する(株)カンリーへ出資

 東芝テックは、店舗情報を一元管理するプラットフォーム「Canly (カンリー)」を提供する(株)カンリーに対して出資 を実施したと、9月27日に発表した。
 新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛の影響を大きく受けた店舗ビジネス業界では、店舗の売上増加と運営コスト低減を目指した集客効率化への関心が急速に高まっている。また、消費者の店舗を検索する方法も変化し、ポータルサイトやホームページを入り口とした店舗検索から、一般的な地図アプリやSNSでの検索に移行していると考えられている。
 このような社会環境や消費者行動の変化にともない、多くの店舗運営事業者では、集客施策としてホームページだけではなく、検索エンジン内の情報やSNSなど、複数の媒体に掲載する情報を日々管理・運用しており、業務の効率化が必要となっている。
 カンリーは『店舗の顧客接点を最適化する』をビジョンに掲げ、店舗情報の管理および運用を効率化しつつ集客力を向上させるサービスを提供しており、すでに大手チェーンストアを中心に国内外で3万5,000店舗以上の導入実績がある企業である。
 東芝テックはカンリーとともに、POSデータとカンリーのデータをかけ合わせ、集客から来店、購買に至るまでの顧客接点(タッチポイント)を可視化、最適化することで、店舗運営における理想の姿の実現を目指す。