富士フイルムBI 連結子会社「FUJIFILM Business Equipment Shanghai」の持分譲渡

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、連結子会社FUJIFILM Business Innovation (China)が保有する、主に中低速の複合機・プリンターの生産を行うFUJIFILM Business Equipment Shanghai(中国上海市)の全出資持分を、億和集団有限公司(以下EVA社)傘下の億和精密工業(威海)有限公司(以下EVA威海)に譲渡することを決定したと、7月20日に発表した。この決定に基づき、FUJIFILM Business Innovation (China)は、7月19日にEVA威海との間で持分譲渡契約を締結した。

 富士フイルムBIは、複合機・プリンターの生産体制の最適化を図る中、FUJIFILM Business Equipment Shanghai が持つ高品質な商品の生産能力に、EVA社の高い生産性と部品サプライヤーとしての豊富な実績を組み合わせることで、高品質な商品を低コストで生産できるなどの大きな効果が見込めると判断し、今回の持分譲渡を決定した。なお、富士フイルムBIは、現在FUJIFILM Business Equipment Shanghaiが生産している複合機・プリンターを、持分譲渡後の同拠点から引き続き調達する。
 譲渡完了日は、2022年12月1日を予定している。