エプソン販売 京都大学土佐尚子教授との共創アートイベントをエプソンスクエア丸の内で実施
エプソン販売は、京都大学 土佐尚子教授の映像アート作品「Sound of Ikebana」をテーマとした共創アートイベント「NAOKO TOSA 展 SOUND OF IKEBANA FASHION EXHIBITION」を、8月23日(火)から27日(土)までエプソンスクエア丸の内で実施すると、7月1日に発表した。アート・日本文化・テクノロジーが融合した土佐教授の作品を、エプソンのデジタル捺染技術を使い「アートをまとう」コンセプトのもと制作したアートファッション作品を展示、また、プロジェクション技術を用いた展示も行う。さらに、ゲストを招いたイベントも実施する。
エプソンは、昨年より土佐教授と新たな価値創造を目指すための共同研究を行っており、今回のイベント実施にいたった。
イベントを通じ、アーティストやクリエイターには、自由な発想で表現したいものが、デジタルを使い、環境負荷の少ない工程で制作できることを、またアパレル・アート関係者にはデジタル捺染の可能性を知ってもらうことを目指す。
【展示・イベント概要】
●「Sound of Ikebana」は、音の振動によってさまざまな表情を見せる液体をハイスピードカメラで撮影し、目に見えない現象の中に潜む一瞬の美:「Invisible Beauty」を音の花・生け花として捉えたアート作品である。本展では、大画面プロジェクションを用いた映像作品の展示に加え、本アートをデジタル捺染技術で Sound of Ikebana Fashion に展開したシルクタイ、カットソー、シャツの展示を行う。
●作品をファッションにする「捺染工程」を実機や生地サンプルを用いて紹介する。
●ゲストを招き、ファッションショーやパフォーマンス、土佐尚子教授とのトークショーを実施する。
【イベント開催場所】
エプソンスクエア丸の内
東京都千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル 1F
【土佐 尚子(とさ なおこ)プロフィール】(敬称略)
芸術家/京都大学防災研究所京大災害研究センター
アートイノベーション産学共同研究部門特定教授
感情・意識・物語・⺠族性といった、人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、先端技術で表現する「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作・研究を行う。
近年では、2016年文化庁文化交流使として、ニューヨークタイムズスクエア60台以上のビルボードで[サウンドオブ生け花(春)]を毎夜1カ月間放映し、文化交流を行った。作品は、ニューヨーク近代美術館、国立国際美術館、富山県立近代美術館、名古屋市立美術館、高松市立美術館などで収蔵されている。