エプソン Wi-Fi・タブレット印刷に対応 コンパクトなカラーIJラベルプリンター発売

 エプソンは、カラーインクジェットラベルプリンターの新商品として、「CW-C4020M」「CW-C4020G」を7月7日より発売すると、6月23日に発表した。販売目標台数は、今後1年間で2,000台。

 現在カラーラベルプリンターは、さまざまな業種における「識別目的ラベル」「情報提供ラベル」「商品アピールラベル」などの出力に利用されている。
 今回の新製品は、コンパクトで低価格な「TM-C3500」の後継機にあたる。ニューノーマル時代における小ロットラベル作成に適した商品で、とくに製造業・医療・食品/小売り分野でのラベル内製化に対応する。
 新製品「CW-C4020M」は、普通紙・マット紙・合成紙他幅広い用紙に対応し、「CW-C4020G」は、光沢紙・高光沢紙・光沢フィルムに対応するので、用途に合わせた選択が可能である。
 価格は、いずれもオープン価格で、参考価格(エプソンダイレクトショップ販売価格)は税別15万3,000円である。

エプソンCW-C4020G
CW-C4020G

【新製品の主な特長】
省スペースな多機能カラーラベルプリンター
 フルカラー・高画質を備えながらも、幅310mm高さ285mm奥行283mmのコンパクトボディ設計である。フロントオペレーションが可能なため、棚などの限られたスペースに設置できる。また、Wi-Fi対応(オプション)により、パソコンから離れた場所に設置可能である。
 さらに、iOS/Android用のソフトウェア開発者向けにSDKを新たに準備し、タブレットからの印刷も可能になった。店舗、工場のライン、オフィス等設置場所・利用目的を選ばない。

“商品の顔”のラベル用途に適した高品質印刷、高色域再現が可能
 PrecisionCore(プレシジョンコア)インクジェットヘッドを搭載し、最大1200x1200dpiの高解像度と彩度の高い色設計で、高品質な画像出力を実現した。商品アピール用途のラベルでは、クオリティの高いラベルを作成でき、商品を魅力的にアピールできる。製造業・医療などの識別目的のラベルでは、視認性の高いカラーとバーコードや小ポイント文字などの細かな印刷を再現する。

エプソン ラベルプリンター

かんたん操作で、医療現場でのインシデント防止に役立つ
 現場で利用しやすいシンプルオペレーションを実現している。2.7型カラーLCDパネル搭載、また用紙カバー・スイッチ類・用紙排出口など操作に必要な部分を前面に配置したため、簡単に用紙やインクカートリッジの交換が行える。また、専用のアタッチメントを用いてリストバンドの印刷ができる。カラー印刷で識別しやすいため、医療現場などでのインシデント削減に効果を発揮する。