「Sansan 名刺メーカー」がMicrosoft Outlookに対応

　Sansanは、同社の名刺作成サービス「Sansan 名刺メーカー」が、Microsoft Outlook(以下、Outlook)への対応を開始すると、6月17日に発表した。
　現在Sansan 名刺メーカーは、Google Workspaceに対応しGmail画面上で利用可能である。加えて今回、数多くの企業で導入されているOutlookにも新たに対応することで、Outlook画面上で名刺の作成から発注までをワンストップで行えるようになり、ビジネスでのメール利用者を広くカバーできるようになる。

　Sansan 名刺メーカーは、営業DXサービス「Sansan」をはじめ、企業が利用する社内インフラサービスで利用できる名刺作成サービスで、名刺の作成から発注までをワンストップで提供している。オンライン上で、名刺作成・発注業務や管理業務を一元管理できるようになり、総務部門をはじめとする名刺発注の管理部門の業務効率化を後押ししている。
　また、Sansan 名刺メーカーは、対応する外部サービスを拡充しており、統合型ワークスペースGoogle WorkspaceやMicrosoft Teamsで利用可能で、今回新たにOutlookにも対応する。
　名刺を支給された社員は、それぞれのサービス画面上から名刺作成・発注が可能になり、必要なときに必要な分だけ名刺を作成することができる。支給された名刺は、オンライン名刺としても利活用できるため、働き方に応じた形式の名刺を使い分けることができるようになる。
　(一社)ビジネスメール協会が実施した「ビジネスメール実態調査 2022」によると、アンケート回答者の57.16%がOutlookを、またすでにSansan 名刺メーカーが対応しているGmailも38.11%が利用している。Sansan 名刺メーカーが新たにOutlookに対応することで、ビジネスでメールを利用する人の9割以上をカバーできるようになり、より多くの企業への導入が期待される。