キヤノンMJ 映像分野等で支援 文化庁「地域の伝統行事等のための伝承事業(公開支援)」に参画
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、文化庁令和3年度補正予算事業「地域の伝統行事等のための伝承事業(公開支援)」に参画すると、6月1日に発表した。キヤノンならではの映像制作や写真撮影、オンラインによる情報発信、現地での運営サポートなど、多様な分野のプロフェッショナルとともに、コロナ禍を乗り越えて今年開催しようとしている伝統行事を支援する。
日本各地の祭りや伝統行事は、新型コロナウイルス感染症の影響によって約2年間、開催自粛・縮小をするなど困難な状況に置かれてきた。今年度の行事再開にあたっても、地域における開催意欲の低下、担い手の練習不足、感染症対策のための費用増といった課題が顕在化している。このような状況に対し、文化庁において「地域の伝統行事等のための伝承事業(公開支援)」が実施される。
キヤノンMJは、同事業において、写真や映像に関する技術やノウハウ、多様な分野で活躍するクリエイターなどとのネットワークを生かした提案を行い、(1)映像制作と配信、(2)写真家による撮影、(3)オンラインでの情報発信、(4)技術スタッフによる現場支援、(5)撮影機材貸出しによる技術サポートの業務について、文化庁から採択された。これから2023年3月までの期間にこれらの支援策を実施する。6月末には特設ウェブサイト「まつりと」を開設し、「日本の祭りを探検する」をテーマに、祭りや伝統行事の魅力を多角的に発信していく。