キヤノンITS パソコン画面「のぞき見」による情報漏えい防ぐ
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、キヤノンの顔認証技術を用いたショルダーハッキング防止ソリューション「のぞき見プロテクター」を5月26日より提供開始したと、同日発表した。
同ソリューションは、顔認証技術によりWebカメラ画像からパソコン利用者本人を認証し、本人以外を検知した場合には、パソコン画面をブラックアウトさせ、背後からのパソコン画面の「のぞき見」による情報漏えいを防止するソフトウェアである。プライバシーフィルターでは防ぐことが難しい背後からの「のぞき見」を防ぐとともに、導入費用を抑えて安心して働くことができる環境を構築する。
「のぞき見プロテクター」の販売価格は、5ライセンス年間利用料が税別12,000円である。5ライセンス単位での販売で、最小販売数は20ライセンスとなる。
同ソリューションは、プライバシーフィルターでは防ぐことが難しい背後からの「のぞき見」を防止する。プライバシーフィルターと併用することで、ほとんどの角度から「のぞき見」を防ぐことが可能である。
(1) マスクをつけた状態や逆光でも認証可能
キヤノンの顔認証技術により、マスクなどで顔の一部が隠れた状態、手元の資料確認でうつむいた状態や逆光でも本人と認証可能である。
(2) 本人不在時やなりすまし時に画面をブラックアウト
パソコン画面前に本人がいるかどうかを検知する。本人不在の場合やなりすましの場合、画面をブラックアウトする。
(3) Web会議中も使用可能
仮想カメラ機能により、単一のWebカメラでも、ZoomなどのWeb会議をしながら使うことが可能である。Web会議でバーチャル背景を使っていても、のぞき見を防止できる。